主腐の萌え充の日々

数年ぶりにぶり返したBL熱。読んだ小説や漫画のレビューです。

何度も読みたくなるBL

基本BLって読んだらそれっきりというのが多くて何度も読み直すという本って意外に少なかったりします。過去にハマったときも次から次へと萌を求めて古本行脚。結果あっという間に100冊超えになって途方に暮れたりもしました。今回のブームも前回の時のような惨事にならないようせねばと用心を重ねてあまり増やさないように気をつけてますが、今回は、自分の中でクリティカルヒットしたBLがあるので、それをひたす~~ら飽きる事無く読み返しているばかりです。そりゃぁ新しい刺激=萌えも欲しいのですが、ヒットしているもの以上の萌えがあるとはあまり思えなくて、古本で手に取っては棚に戻すを繰り返している感じです。



前置きが長くなりましたが、今ヒットしているのが花川戸菖蒲さんのビクスドール&天使シリーズ。

ビスクドール・シンドローム【電子特別版】 ビスクドール&天使シリーズ (カクテルキスノベルス)
ビスクドール・シンドローム【電子特別版】 ビスクドール&天使シリーズ (カクテルキスノベルス)
著者:花川戸菖蒲
出版社:ジュリアンパブリッシング
発売日:2015-09-28
カテゴリー:Kindle本


天使の寵愛【電子特別版】 (カクテルキスノベルス)
天使の寵愛【電子特別版】 (カクテルキスノベルス)
著者:花川戸菖蒲
出版社:ジュリアンパブリッシング
発売日:2015-11-02
カテゴリー:Kindle本


これ、ヤフーの読み放題から知ったんですが、そこでドはまりにはまってしまい、速攻で書籍として全冊購入。そんで、同人の方も中古で取り寄せちゃいました。同人の方がかなり出費痛かったですが、もうそんなの気にしている場合じゃないわ!!!と頭沸いてる勢いでとりあえず出ているもの全部揃えちゃったという状態。


正直今の今まであまりシリーズものって食指が動かなかったんですね。
そもそも全巻読破できたというためしが無かったので・・
途中でダレたり、話の方向についていけなくなったりと・・。
でも花川戸さんを知ってからそのシリーズものの面白さを知りました。
いや、いいです。シリーズ作!!1冊読みきりでその後の2人を知りたくても知れないより何冊にも渡って行く末を見せてもらえるなんてこれ以上の幸福はないじゃん!!と。


以来ひたす~~~~らひっくりかえし見ては巻き戻して最初からを繰り返して読んでます。



ビクスドール&天使シリーズを知って、それと平行して、大分前に出ていた尤書堂シリーズも読み始めました。


いつかバウムクーヘンのできる日まで ―尤書堂シリーズ 6 (シャレード文庫)
いつかバウムクーヘンのできる日まで ―尤書堂シリーズ 6 (シャレード文庫)
著者:花川戸 菖蒲
出版社:二見書房
カテゴリー:本

こちらは大分古いシリーズなので、最初の1・2巻は挿絵が時代を物語っていて、ちょっと読むのがしんどいと思う部分があったんですが、3巻から急激に面白くなって現在、最後の巻を読んでいるところです。こちらも多分きっとひたすら読み返しのループに入ると思います。あと挿絵も3巻目からぐっとよくなりましたww




ビクスドールも天使も尤書堂シリーズも、最終的なテーマは夫婦なのかな?と思って読んでます。


ビクスドールの夏樹と陶山の話しは山あり谷ありジェットコースターで、書堂シリーズの青山と望の2人は山も谷もないけど、観覧車のようなゆったり感がある夫婦のお話。


では天使シリーズの光と千佳士君は??と考えると私はコーヒーカップみたいな夫婦かな?と思うわけで、時にはトロくでも操作1つで勢いもあったりと。。なかなか言い当て妙だと自分では思っております。



この3種三様な花川戸さんの夫婦のお話が大好きで、現時点ではちょっとこれ以上のBLは読んでも無いんじゃないかなーと思ってしまっている次第です。


とはいってもどれも発行から大分年月経ってますから・・リアルタイムじゃないというのが非常に残念だなーと思わずにはいられないですねぇ。。同人執筆もなさっている作家さんだから、またビクスドール&天使で出して欲しい~~と切実に願っちゃいます。